最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫) 価格: 900円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 ノーベル経済学賞受賞者ショールズとマートンを擁した伝説のヘッジファンドLTCM(Long Term Capital Management)の栄枯盛衰を描いた一冊。取材やインタビューを重ね、臨場感ある筆致で秘密のヴェールに隠されていたLTCMの内部事情に分け入っている。アメリカの非常に良質なジャーナリズム精神と、ノンフィクションな題材を面白く物語るストーリーテラーぶりがほどよく融合しており、飽きさせない。
同じくLTCMを題材にした本には他にニコラス・ダンバー『LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折』もあるが、後者はLTCMというヘッジファンド誕生までの、金 |
僕の手紙 価格: 1,223円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7 「『君が好きです。』と素直に言えず / 夜空に星を眺めて」という切ないフレーズではじまる、ラブ・ソング。アコースティック・ギター、ストリングスをフィーチャーした暖かいバンド・サウンドと聴く者の気持ちにそっと寄り添うような優しさを含んだメロディ、そして、「君」への恋心を抱いた「僕」の感情をつづった歌詞。目新しい要素があるわけではないが、ずっと歌い継がれる普遍性をたたえた楽曲だと思う。2曲目には、「鉄腕アトム」のカバーを収録。ピアノ・バラード風のアレンジが原曲の良さを引き立てている。この曲って、作詞は谷川俊太郎だったのですね。(森 朋之) 「ZONEらしさ」というと人によってイメージは異なるかも |
証 (限定盤 2曲収録+カラオケ) 価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 第52回NHK紅白歌合戦初出場、第16回日本ゴールドディスク大賞新人賞受賞と、大活躍中の女の子4人組バンド、ZONEの7thシングル。 もがきながらも自分の存在意義を確かめる力強いロックナンバー<1>、軽快なバンドサウンドに乗せ、明日への一歩を踏み出そうと前向きに歌う<2>の2曲を収録。青春時代を駆け抜けるティーンのハートをダイレクトにつづった歌詞は、3rdシングル「secret base 〜君がくれたもの〜」(2001年8月発売)を手がけた町田紀彦が担当。初回限定、特殊パッケージ仕様。(速藤年正) CDを買って、ジャケットを開いてみて、まずビックリ! いやいや、懲り |
ASTRO Girlz&Boyz 価格: 2,141円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 2003年に誕生した「鉄腕アトム」とのコラボレーション(?)による7曲入りミニ・アルバム。ZONEにとって初めてのカヴァーとなる「鉄腕アトム」(アニメ版の主題歌)と「アトムの子」(原曲は山下達郎)を含む本作は、鉄腕アトムのなかにあるポジティヴな側面だけを強調した、明るくて元気で希望に満ちたポップ・ソング集。子どもたちのコーラスをふんだんに使っているところにも、未来に対する前向きな思いを感じる。アトムがギターを持って飛び跳ねるジャケットもいい感じ。(森 朋之) このCDは鉄腕アトムの曲を集めて、それをZONEやZONEの後輩が歌っている曲です。一言で言うと「元気が出る」そういう曲です。「空 |
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おねがいティーチャー 風見みずほ ( 1/7 PVC塗装済み完成品 ) 価格: 6,800円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 ソフトクリアパーツのYシャツで細部まで完全再現。伝説のポリストーン「おねがい☆ティーチャー」の「風見みずほ」がPVCで更なる進化を遂げて再登場した。魅惑的なモデルを造らせたら右に出るものはいない原型師「智恵理」により胸元の造形変更や付属アイテムの追加、豪華カーペット仕様の専用台座がゴージャス感を演出する。 原型師のコンセプトと造形力は文句無しで星5である。んがっ!しかし!量産段階で手足の表面(肌)処理が全然されておらず異常に凸凹で肥満中年状態!しかも塗装も雑でザラザラ、ホコリ付きまくり!アイプリントも深みが無く進化ゼロ。受注取りすぎてヒイヒイ言いながら突貫生産で中国人女工に無理やり造らせ |
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灯台へ/サルガッソーの広い海 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-1) 価格: 2,730円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 池澤夏樹の個人編集の世界文学全集の第2集の第1巻。
ヴァージニア・ウルフはブルームズベリーの一員として名前は知っていたが、読むのは初めて。楽しみにしていたんだけど、あの文体は、ちょっと読みづらいし、ストーリーも自分好みではない。
それより、まったく知らなかったジーン・リースのサルガッソーの広い海の方が、読んでて楽しかった。儲けものって感じ。まだまだ世の中には、読んでいない面白い小説があるってことの証拠だ。植民地の雰囲気が濃厚な小説。 |
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